親子二代、この町の「主治医」として

熱田整形外科 | 山田太郎院長
(愛知県名古屋市)

名鉄「神宮前駅」より徒歩5分。閑静な住宅街にある『熱田整形外科』は1994年に開業しました。父である先代の山田大二郎先生の跡を継ぎ、新たに山田太郎院長が2017年にリニューアルしました。今回は山田太郎院長に生い立ちからリニューアルにいたるまでの経緯、そしてクリニックに対する想いをインタビューしました。

目次

27年の歴史を紡ぎ、さらに進化させていく

先代からクリニックを引き継がれて4年が経ちましたね。

山田先生

1994年、私が小学5年生の時に『熱田医院』は開業しました。そして2017年に『熱田整形外科』としてリニューアルし、私が院長になりました。

医者を目指したきっかけは?

山田先生

先代からは一度も「医師になれ」と言われたことはありませんでした。ただ、もともと医師の家系に育ったので自然と将来は医師になることを考えるようになりました。

決して簡単な仕事でないことは父を見ていて理解していましたが、それでも決心が揺らぐことは無かったですね。

山田先生

2017年に私が引き継いでからも、まだ父はバリバリの現役として診療を続けています。今は私と父、お互いの良い点を活かしながら2人体制で診療をしています。

専門科目や得意とする分野について

山田先生の専門科目や得意な分野を教えてください。

山田先生

私は整形外科を長く経験してきました。

患者さんの気持ちを知るために他の先生の治療を体験するなど様々なことを試してきました。治療は私でも不安で怖かった。ということは、普通の人はもっと怖いはず。

その当たり前の気持ちを理解し、できる限り痛みを感じない治療を心がけています。

小児科にも力を入れていく

積極的に小児科も診ると伺いました。

山田先生

はい、2017年のリニューアルに伴い、以前は診療科目に入れていなかった小児科にも積極的に取り組んでいます。

何かキッカケがあったのでしょうか?

山田先生

実は私には2人の子どもがいるのですが、上の子がまだ幼かった頃体調を崩したことがありまして。その時、医師であるはずの自分が我が子の症状を自信を持って診断できないという現実にぶち当たりました。

もちろん小児科は担当外なので当たり前と言えば当たり前なのですが。しかし、やはり自分の子どもを診られないというのは大きなショックでした。

山田先生

またその時、大切な我が子を一体誰に診せるべきなのかもわかりませんでした。小児科は専門外にも関わらず診療科目に入れてるクリニックも多い。しかし、私もこんなに不安だったのだから、他の先生ももしかして同じように確信が持てないまま診療されてるケースも多いのではないか?

そう考えたら、自分自身が小児科を学び経験を積むしかないのでは。そう考えるに至り、一念発起して小児科に移りこの一年経験を積みました。

診療にやってきた子どもたちは皆我が子のように見えます

これから目指す熱田整形外科の未来

これから『熱田整形外科』をどのようなクリニックにしていきたいですか?

山田先生

『子どもも大人も安心して通える整形外科』を目指していきたいと思います。子どもは部活などでケガをしやすいですが、多くの整形外科は大人が通うイメージが強いところが多いです。

しかし私は整形外科と小児科という異なる2つの経験をした強みを武器に、子どもも大人も安心して通えるクリニックにしたい。そして「ケガをしたら山田先生に診てもらえば安心だね」と思ってもらえるこの町の主治医になりたいと思います。

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